ecwaseverywhere

ロックと映画に人生救われてきた人

トリセツ(Eric Clapton & とあるファンRemix Ver.)

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すぐに引退をほのめかします。
でも舌の根が乾かぬうちに来日が発表になります。
.
もう引退しようと思いますとツアーパンフにメッセージを残します。
ステージ上で突然ファンに感謝の意を述べます。
そのセリフがいかにも最後っぽい感じだったので、
これで本当に最後なのかもとファンをしんみりさせます。
そのくせ名古屋公演追っかけの途中で、
フィル様の初来日決定のニュースに心躍らせいとも簡単にミーハーになります。
(2014年)
.
引退も考えたけど、春に日本へ行ったことがなかったので
行ってみてもいいかなと思ったとかツアーパンフにメッセージを残します。
初日にいきなりジャージで出てきてファンを驚かせます。
エドシーランが飛び入り参加しますが、ちゃんと紹介しません。
武道館じゅうに??が飛び交います。
最近の日本公演は家族も連れてきます。
お出かけの際、家族をSPのように従え出かける日があります。
その時はステージ上では見せたことのないとびきりの笑顔です。
(2016年)
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大好きな福よしが改修工事に入ります。
エリたんのおかげで改修できたのでは?とファンは思います。
2018年に福よしが再オープンします。
そろそろ来るのでは?今回も春かしら??とファンがざわめきます。
そして福よし再オープンから半年もしない間に来日が発表されます。
もはやネタ扱いのツイートが飛び交います。
基本的にファンはめんどくさい人ばかりです。
文句は言うなら行かなきゃいいのに、全公演行きます。
.
エリたんも3月で74歳です。
最近は体調も安定しない時もあります。
なので今回の来日決定は涙が出るほどうれしいです。
ライブが始まるとプレイに対するあら探しをし始めて文句が出るので
今のうちに言っておきます。
エリたん、本国よりも多い5公演もの武道館、
本当にありがとうございます!!!
平成最後のライブはエリたんになるのがうれしいです。

 

死ぬまでめんどくさいファンの私ですが
これからもどうぞよろしくね!

【最近観た映画まとめ】ボヘラ/マイサンシャイン/アリー/シュガーラッシュ

ブログにアップしなきゃ〜と思ってたら、あっという間に2019年になった!

2020年になる前にレビューを上げなければ。

 

ボヘミアン・ラプソディ

NY行く前、公開翌日と12月初旬に2回観に行きました!

1回目は映画館ガラガラだったのに、2回目はほぼ満席。(年齢層は高いw)

2回観に行くくらいだから、もちろんドハマりしました。サントラも買った!

ライブエイドの前の月に日本公演あったじゃん!とか史実と違う事が

全然気にならないくらい、映画のストーリーとしてはよかったなぁと。

メアリーちゃんがドイツでソロアルバムをレコーディングする

フレディに会いに行くあたりから涙涙でした。

ロック界の大天才って孤独な人が多いし、それが原因の一旦の早逝か

そこを乗り越え70過ぎでも現役のどちらかのパターン。

それにしてもフレディの孤独っぷりは観ていて辛いものがあったし、

それが名曲を生み出すパワーになっていたのかもしれないけれども

切なすぎました。時代がまだLGBTに寛容な時じゃなかったし。

その面にしても、エイズの治療技術が向上した昨今、

発症していた時期が今だったらフレディは助かっていたんだろうなと

思うと、亡くなってから時間は経っていますが本当にただただ残念。

 

そしてQueenのメンバーがフレディを含めてよー似てた!!

私はジョン・ディーコン派なんですけどwディーキーなんて似すぎてて

ライブエイドのシーンとか本物にしか見えず混乱したわ!

本日のゴールデンクローブで主演男優賞を獲得!

この勢いでアカデミーも楽しみですね。

 

マイ・サンシャイン

ハル・ベリーダニエル・クレイグが出演。

ダニクレ目当てで見にいきました。

が、ハルベリーとダニクレの無駄遣いだわあれ!!

万引き家族・ロサンゼルス編」な感じなんだけど、家族の絆が

描きたかったのかなんなのかよく私には正直見えませんでした。

ひとつだけ救いがあったとしたら、それはダニクレ!!

荒っぽいキチガイさんなんだけどw根は超いい人な役で。

それなのに出番が少なすぎた...。ダニクレの役所に惚れた。以上!

 

アリー/スター誕生

ガガ様が映画初主演なのに演技が凄すぎて完全にアリーになりきってて。

ブラッドリーは安定の好演技すぎて、予想外の主役2人の演技対決!!

ですが、ブラッドリーの演技が上手すぎて、ジャクソンが完全なアル中ミュージシャンにしか見えず。

ほら、エリたんというガチアル中ミュージシャンに育てられた私じゃないですか?

アル中の怖さ結構知ってるつもりなのね。

なーのーでーもう前半から中盤までは「アリー、あなた才能あるんだからそんなアル中から逃げてソロで頑張って!いい男は他にもいる!!」ってずっと思いながら観てたw

と言うわけで、アル中の演技が本物すぎてアル中にしか見えず、

ほんとアル中ひどいわ、最悪だわーがずっと頭をよぎり、

極め付けのグラミーのシーンでドン引き。

でももっとポジティブな展開で終わるんだろうなと思っていたので、

あの結末は想定外だったしショック。

二人が小さな嘘を重ね続けてきた結果、ああなってしまったのかなぁと。

しかも、ジャックのアリーに対する愛のシーンが感動的だっただけに

非常に残念すぎて最後はやはり涙止まらなかったなぁ〜。

でもやっぱりアル中が酷すぎて、どうも集中できなかったし、

ちょっと思ってたのと違ったかな?と言う印象。

ストーリーはいいと思うのですが、ひとえにブラッドリーの演技と監督っぷりがすごすぎてついていけなかったと言うことかしら?

 

シュガー・ラッシュ・オンライン

友達がムビチケを貰ったとのことで、譲って貰ったので観に行ってきました。

いや〜この映画、めっちゃ面白くて声あげて笑ってしまったシーン多数!

ディズニーが、自社のドル箱のプリンセスシリーズをネタにしたり、

それどころかミッキーのことねずみ呼ばわり!!

ディズニー自らがディズニーブランドとネット社会をいじり倒して

ネタにしていてお見事でした!

 

しかし。ピクサー作品でもないのに、ジョン・ラセターの名前を

エンドロールで見つけて??で、後ほど調べて観たところ、

半分くらい製作に関わっていたんだとか。

で、彼、昨年末でピクサーを退社してしまったんですと!!

マジか!?でもね、2017年にセクハラしてたのがバレて休職してたとか

ウィキに書いてあり...ラセター、何してんだよ。もう本当に残念。

トイ・ストーリー4が夏に公開されるようですが、そこには関わっているのか?

ピクサー作品大好き人間ではないけど、才能溢れる人がくだらないことで

失脚って残念すぎ(しかも勝手にハグしてたとかこっすいセクハラで。ラセターお金はたくさん持っているはずだけど、相当モテないんだろうねw)

 

LAUGHING MAN COFFEE COMPANY

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NYのワンコはみんなお利口さんで可愛い。

 

今回のNY旅で一番行きたかったお店、

それは「LAUGHING MAN COFFEE COMPANY」という

コーヒースタンドだったのですが、超超超超超有名人がNPO活動の一環で

オープンし、経営しているのにも関わらず、日本語情報や旅行記がほとんどなくて。

あんなに親日家さんで日本でも愛されている方なのになぜ?と

疑問を持った割には、私もその方がコーヒー屋をやっていることを

今年になって知ったという。ビバニワカ。

 

ここまで伏せといて誰の店なのかはよ言えだわね。

ラフィングマンコーヒーカンパニーは、

ヒュー・ジャックマンのお店なんです!!

 

ヒューがアフリカのコーヒー農園とフェアトレードを行うことで

農家の売り上げに貢献し、さらにお店で出た利益は全て寄付という

いい人ヒューの集大成的な経営方針。

 

去年もNYに行ってるのですが、その時は私のミーハーレーダーに

引っかからず(いい加減だからねw)、今回の旅で初めて行って来ました。

で、結局、5泊7日の旅行で3回も行くという!!!

 

ビジネス上手なヒュー、実はすでに2店舗もオープンさせちゃって

1軒目はトライベッカ(この辺りにヒューも住んでる説あるけど??)、

2軒目はBrookfield Place内?バッテリーパークのフェリーターミナル横にあります。

上の写真はトライベッカの方。ヒューがたまに顔を出したり、

最近だとお友達のライアン・レイノルズが奥様と悪ふざけしてたのもこちらのお店。

 

お店の一押しのフラットホワイトはヒューの秘伝レシピなんだとか!

日本だとフラットワイトってなんぞや?てぐらいマイナーですが、

私も検索したけどいまいちラテやらカプチーノと違いが良く分からず、

勝手解釈で「オージーカプチーノ」ってことにしています。

(絶対違うしヒューに怒られるレベルなので、気になる方はどうか検索を!)

 

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そりゃヒューの秘伝レシピって言われたらオーダーはそれ一択ですよねぇ。

でね、コーヒーマニアのストーキング系オタクちゃんな私なので、

旅行へ行くまでの半年くらいかけて、都内近郊でフラットホワイトが飲める店

探しましてねぇ。どんなものなのか行く前に実際飲んでみたんですよ。

怖いでしょ、この執念。ヒューに知ってもらいたいわ、この情熱w

で、まさかの津田沼で美味しいフラットホワイトが飲める店を発見し、

何回か味わったところで、いざ本丸NYのヒューの店だ!!って。

 

でね。ヒューの店のフラットホワイトね。

すごいおいしい!!!!!

キメの細やかなミルクと濃いエスプレッソの味と香りがちゃんとする!

だいたいこの手のミルク入りのコーヒーって

エスプレッソがミルクに負けてしまっているというか。

でもラフィングマンのフラットホワイトはミルクとエスプレッソのバランスが完璧。

しかもトライベッカの店とフェリーポートの店の両方でオーダーしたけど、

味のブレがないっていうのもすごい。

バリスタさんによりけりっていうのも結構あったりしますが、

3回飲んでみんな同じ安定のフラットホワイトだったので

それにはびっくりしました。

でも、ミーハーな私なので、これってヒューのレシピで彼の店だから

私のバカ舌レーダーが勝手に興奮しているだけかななんて最初は思っていたんです。

が、今回の旅行では、1日2杯ラテ系を飲むことをノルマとし、

他の店にも行ってみた中でのランキングでラフィングマンがNo.1だった!

(ストンプタウンのラテも相当美味しい...この店の安定っぷりもすごいけど)

 

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お店のモットーは「ALL BE HAPPY!」っていかにもいい人ヒューな感じ!

美味しいコーヒー飲んでハッピーってだけでなく、

NPO活動の一環で経営してるだけあって生産者もハッピーだし

飲むことが何よりの社会貢献になるモデルって素敵ですよね。

コーヒーも美味しいし、フェアトレードに協力できるし、

何よりヒューは親日家。(また来月きてくれるらしい。)

日本でも展開してくれないかなぁ!!絶対はやると思うんだけど!!

ヒューは来日するといつもビルズでフラットホワイトを

オーダーしているようなので、いいじゃん、日本でも自分のお店で

飲めるって一石二鳥だわよ。

日本出店も期待したいところだけど、NYへ行くたびの楽しみが

またひとつ見つかってラッキー!

そして近い将来、お店でヒューと遭遇しちゃうぞ!

(もちろん今回もだいぶ期待して3回も行きましたが、ヒューは何かを察知したのか、遭遇することもなく...うん、きっと次回だわね!)←怖いw

Bob Weir and Wolf Bros @ Beacon Theatre Day2

さてさて、2日目です。

この日はツアーの最終日でもありました。

セットリストはこんな感じです→

私のこの日の席は10列目の端の方でした。

(プレセールで定刻きっかりに買えたので!)

 

デッドらしいスターターのThe Music Never Stopで始まり、

2曲目はEasy Answerが来たのね...とあれ?誰かいますけど?

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キモックさんじゃないか!!

普通、紹介があって登場すると思うんですけどw

私も途中で気がついたから、どのタイミングでステージ上に現れたのか

全くわからず、気がついたらそこにいたみたいな?

さすが最終日すごいわ〜キモックさんの心地よい音色も最高だわ〜

そしていつボビーは紹介するつもりでいるのか?と思ったら曲が終わったら

さすがに紹介されました。

キモックさんはステージ上にずっといるわけではなく、

出て来たり引っ込んだり。静かにステージに現れ、キモック節をかまし

また静かに消える。さすがです。日本に来てくれる数少なすぎるデッドファミリーなところも素晴らしい。

と、思えば反対側に今度はサックス奏者が二人いるw

一人はケニーブルックスってすぐわかったけど、もう一人誰だかよくわからず。

(Reggie Pittmanという方だそうだ。)

因みにホーン隊の紹介は、セカンドに入ってからでしたw

キモックさんやホーン隊が入ることでサウンドはゴージャスになり、

しかも飛び入りなのに普通に馴染んでいるのは、サウンドチェックでの

練習の賜物なのか、それとも長年一緒にやって来ているからなのか?

さすがに前日にブートキャンプばりなサウンドチェックを見ているので

どっちなんだろうと思ったけど、一緒にずっとやって来ているものねぇ。

ちなみにキモックさんは2日後にビーコンで開催されたホットツナにも

出ているようなので、ボビーにわざわざNYまで呼びつけられたのか、

ツナで出るついでに早めに入ったのかは定かではございません。

 

でね、ゲストはこれで終わりじゃあなかったんです!

Scarlet Begoniasでしれっと出て来たオヤジキラー!!!

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まさかのタルちゃん!!!

ええ、出て来て早々、ボビーもロックオンされ殺されてましたとさw

NY公演の前、どこの会場の時かは定かではないのですが、

タルちゃん飛び入りしてたんですけどね。

ああ、ボビーも秒殺だったんだろうな...とか思っていたら!!

タルちゃんがこの街に住んでいるのか、わざわざ呼び寄せたのか、

それとも天性のオヤジキラーで「私、行ってあげる💕」だったのか?

なんか3番目のような気がしなくもないですが...

生タルちゃんはエリたんジェフたんジョイントさいアリ以来ですので

約10年ぶり!!ってことはタルちゃんも30代か、そりゃこっちも年取るよね。

でも相変わらずのキュートなルックス、ブンブンベースの貫禄はさすが!

コーラスでも活躍してたし。

で、タルちゃん出てくるとボビーが徐々に距離を詰めつつタルちゃんの方へ

行ってしまうwwので、ボビーサイドだった私はまたハゲを見せつけられる

時間が長くなるというwいいんです!ボビーが楽しいなら私たちも楽しい!

と、豪華なゲストにウハウハ浮かれているうちにあっという間に

ファーストセットが終わりました。

 

セカンドセットではライブでおなじみソングなBird Songが!

私、今回初めて東海岸でのデッド系ライブを体験して、今までずっと

西海岸だったのですが、東の方がみんな歌うなぁって印象を持ちました。

西は踊りまくりな感じ?

Bird Songもみんなガンガン歌ってました。ああ楽しい。

そしてThe Other Oneで久しぶりに見ました!ボビー間違えたっ!!

ここは西も東も同じく、ボビーが間違えると客席が沸くというw

Love Rightで異常なほどまで会場が盛り上がり、ほんとあっという間に

セカンドが終わってしまいました。

キモックさんはTOOからずっとステージに、ホーン隊はセカンドは

ずっとステージに(いたらしい。もはや記憶がない)。

タルちゃんはセカンドでは一度も登場せずアンコールで再登場。

 

この日のアンコールは2曲。そりゃそうだ、これだけのメンバーがいるんだもの。

RippleとBrokedown Palaceというキラーソング。

いやーただただ楽しい、けど終わってほしくない。

アンコールっていつも複雑になってしまいますよね。

でも2曲も聴けて幸せでした。

あっという間にアンコールも終わってしまい、1回目のご挨拶は飛び入りメンバーも含めて出演者全員で。あ、誰がタルちゃんの横に来るかとかで喧嘩にはなってなかったですよww栄えあるお隣はやはりベース繋がりでドンでした!!

その後、スタッフに促されて3人で挨拶して終了しました。

 

私自身7年ぶりの海外遠征&ボビー体験はまさに感無量。

まだまだヘッドとしては初心者も甚だしいですが、

デッドのライブを海外で体験すると、デッドヘッズのフリーダムっぷりに、

私ももっと制限なしで生きた方がいいな、自由でいよう!って思うんですよね。

今夜のショーは一度きり!と、みんな楽しむことに集中している。

なんか、デッドのショーに参加すると、日々の小さなイライラとか

会社のくだらない出来事とかが気にならなくなるというか。

そう、くだらないこと気にしてイライラするくらいなら、

デッドの曲聞いて踊って楽しめばそれでいい!

そしてその楽しいバイブで人生上手くいくんじゃない?

自分で自分にリミットかけてどうするの??ってね。

なかなか海外遠征して見にいけないけども、この先今回のライブ免疫が

切れたとしてもwこれを思い出し!!人生楽しもっと。

 

さてさて、あとはDead & Companyを生で見ることだな!

イケメイヤーはソロで4月に来日することが決まったようなので、

爺さんたちも連れてきてもらいたいところだけど〜でもイケメイヤーソロも楽しみ!

是非是非、デッドの曲もやってほしいな!!

 

 

Bob Weir and Wolf Bros @ Beacon Theatre Day1

さてさて、まずは初日から。

初日のセットリストはこちらにまとまっています→

 

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5列目からでもiPhone8のカメラだとこんな感じ。

アリアナちゃんの事件があってから、欧米ではライブでの荷物持ち込みが

とても厳しくなりました。ビーコンも空港並みのセキュリティチェックだったし、

大きい荷物は持ち込めません。(もちろん預かりもなし。)

カメラも一眼とかは無理、デジカメは大丈夫です。

(ので、次回は高級コンデジを導入だわね。)

 

正直、初日の方がセットリストはよかったな。

1st setではみんな大好きBob Dylanカヴァーからの

Maggie's Farmが特にかっこよかった!

で、ボビーってバンドになってしまうと、彼が奏でるギターの音って

リズム専門でよくわからないですよね?え、そんなことない??

私だけですかね...いや、ソロでガンガン弾くとかもないし、

耳をよく澄ませないとわからないですよね(2回目。)

それが、今回のスリーピースではギタリスト一人ですから

リズムもさることながら、ソロもバッチリ担当しなきゃいけないんですね。

メインボーカルも務めながらギターもって大丈夫なのか?って

見る方がヒヤヒヤ...かと思いきや、ギターめっちゃ上手いのよ!

エレキもアコギも両方バリバリ弾ける!びっくりしちゃったわ〜。

1stは特に、ボビー弾けるじゃんすごいすごい!って随分ハードルの低いところで

感動している間に終わった感じ?1時間ぐらいだからあっという間よ。

1stはデッドのライヴではよく演奏される曲が多数だったので、

とにかく久しぶりのデッド体験に楽しく揺れて踊って最高でした!

 

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足元に注目ww

 

30分ぐらいのセットブレイクを挟み2nd setへ。

この2nd、私が今まで見たボビー関連のショーのなかで(FurthurのNYE Runだけなんすけど)一番よかった!

何と言ってもサウンドチェックでもやっていたDark Star、

あれだけ念入りに繰り返しているのを生でみたもんだから感動もひとしお。

そしてあのつなぎの部分、一体何に繋がるのか?とワクワクしてたら

Watchtowerがキター!1回のショーでボブカヴァー2曲もやると思ってなかった!

個人的にはボビーのボブカヴァーの中ではWatchtowerが一番好きなので

これは嬉しかったなぁ。

ボビーの歌唱法って今も昔もちょっと飛ばし気味で危なっかしいみたいな、

私が勝手にそう思っているだけかもしれませんがw

その勢い任せなところがすごく萌えポイントなんですけど。

Watchtowerもそのボビーの危なっかしさが魅力の1曲。

この日も飛ばし気味なんだけど、そこがかっこいいんだよね。

 

Wharf Ratからの3曲は、もう時間的にもフィナーレってるんだろうな

って空気もあり、会場の盛り上がりもものすごいものに。

ちなみに、Beaconのアリーナ席は1曲目から総立ち。

そしてその盛り上がりが演奏とともに大爆発したのがI Know You Rider!!

ライブの後半で演奏されることの多い定番曲ですが、

観客歌いまくってるわバンドの勢い止まらないわの中、

ふと冷静になった自分がいて。たまにこういうことあるんだよねぇ。

で、後ろどうなってるんだろうって振り返ったら、

照明が2、3階にも照らされ、上でも結構立ち上がって踊ってるのが見えて。

やっぱり観客の年齢層は高めなんだけど(ソロ公演だから余計)、

ボビー(とデッド)ってほんとすごいなぁと。

このステージと観客の一体感のシーンは忘れないよう目に焼き付けておこうと。

これから先も忘れることのない、大切な思い出となりました。

 

アンコールはGDTRFBの一曲のみ。Good Nightには繋がらず。

ボビーとジェイしか歌わないから無理ですよね。

で、このアンコールで気がついたのが2枚目の写真の状態。

ボビー、サンダル脱いでるっ!事件だ事件w←大げさ。

とうとう裸足になりおった!って興奮して足元まで入るよう写真とりまくり。

演奏が終わって最後どうするんだろ?裸足のまま帰るのか?と思いきや、

真面目男はきちんとビルケンを履き直して帰りましたとさ。

後から写真を見返したら、2ndははじめの方から裸足でしたw

ってボビーの裸足報告なんてどーでもええわな。

 

2ndは1時間半近かったかな。休憩は挟んでいるけど、トータルで2時間半。

71歳、歌いっぱなしですからねぇ。

で、ボビーもステージ上で水分取らないポール形式なの!!

ほんとは取った方がいいと思うんだけど、いやはや、プロ根性恐れ入りました。

これだけのステージをこなすだけでなく、サウンドチェックにも時間を割いてるし、

ましてやアメリカツアーなんて大体大型バスでの移動になるわけで。

ボビーって天性のライブ男だから71歳でもそれが可能なんでしょうけど、

やっぱり真面目じゃないとここまでできないと思う。

今回、初日でほんとそれがわかって、その真面目っぷりにただただ感動し

そして自分はこれまでにこんなに真面目に何かに取り組んだことあったかな?

ないよな〜ほんと毎日テキトーだものって...これじゃあかんなぁと。

これからはもう少し真面目に生きていく!と宣言したものの、

NYで遊びすぎて疲れすぎ、帰国後3週間は毎晩のように昼寝してだらだらして

あまりに疲れが取れないから病気なんじゃないかって。

ええ、病気です。怠け病だわwどこが真面目に生きてるんだか!ボビーを見習え!

と、今になって心を入れ替え(ほんとかよ)、思い出したかのように

ツアーレポをまとめているわけであります。

 

次回は2日目のお話。

2日目は怒涛、そしてオヤジキラー登場。

 

Eric Clapton "Life in 12 Bars"

ボビーのライブレポの続きの前に、来週で終了してしまう(日比谷シャンテは)

エリたんの映画の事を先にまとめておきます。ネタバレは極力なしで。

 

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エリックといえば、母親に捨てられ祖父母を両親だと思わされ育ってきた

子供時代に始まり、ヤク中、アル中、女性問題、息子の事故死と

不幸のオンパレードなミュージシャンであることは有名な話。

自身の活動歴の話を中心に、プライベートな問題等々を絡め、

エリたんがどのように生きてきたのかがまとめられた作品です。

 

まず見ながら思ったのが、次から次へと醸し出される重たい話について

その時の状況や気持ちをただただ淡々と説明しているので、

エリたんって感情があるのだろうか?と見ているこちらが不安になるくらい

まるで他人事のように語っているのがとても気になりました。

愛情の重すぎる妄想族ファン(と言う割にはミーハーですけど)は

不幸すぎるそのエリたんの生い立ちの始まりからあえて感情を殺す生き方を

この人は自然と身につけ、傷ついていないふりをしているのではないかと?

もちろん、彼には音楽があったから強く生きていけたのですが、

 

それでも傷ついていないふりをずっとしてきたのかも?と思ったら

本当薬物やアルコールに溺れる姿が映し出されるたびに見ていて辛かったです。

 

結局、パティと結婚することができても、精神的には落ち着かず

アル中真っ盛りでグデグデの結婚生活の最中に

パティとの間ではない娘と息子が生まれるわけで。

そして息子であるコナー君の事故死が起きてしまうという流れに、

愛人との間の子供、結局のところ自分の都合の良い時にしか

パパ業をしていなかった、って知っているけども...泣けてしまったのは

間違いなく編集が上手、

シラフで耐えたエリたんの強さと辛くても息子と自分のために耐えなきゃと

音楽に向き合い、そして癒されていった結果に生まれた

Tears in Heavenの演奏シーンにやられてしまいました。

 

でもね、基本クズですよこの人w

不幸を多めに見てさしい引いたところで、不倫して子供ができて

堂々と可愛いなんて語ってる人クズでしょ?

それでもありとあらゆる場面で手助けをしてくれる人に恵まれてきているのは

有り余る音楽やギターの才能からだけではなく、

彼なりに真摯に音楽と向き合ってきたことと、あとはとにかく人間性なんでしょうね。

ま、人たらしともいうのかなwこれもまた天性の才能なんだなぁと。

 

そんなこんなで00年代に入り再婚し、若鬼嫁と娘たちに囲まれ、

今まで色々ありましたけど、超絶幸せです!という映画の後半。

その立役者って結局鬼嫁なんですよね。これはもう映画の流れに関係なくとも間違いなくそうなんですが。認めるの悔しいけどもw

だからファンとしては鬼嫁には感謝しかありませんわ!Thank You!!

嫁と娘から壮大な無償の愛を受け、幸せエリたんがある。

そのエリたんの姿に、ファンもたくさんの幸せをもらっています。

 

最後、嫁への賛辞で終わりたくないのでw(だって私と年一つしか変わらない、超絶美人でもない←超失礼。でも本当なの!)

エリたんの音楽に出会ったことで、自分の人生どれだけ豊かになったことか。

人との出会いも経験できたことも、すべてエリたんがいてくれたからこそ

なし得たことだと本気で思っています。

いつもミーハーでいろんな爺さんにキャーキャー言ってるけど、

エリたんのことが一番好きだから!!

私の人生を色とりどり豊かにしてくれ楽しませてくれてありがとうございます。

そしてこれからも、ずっとあなたの音楽を大切に聞いていきます。

 

エリたんの音楽キャリアも本気で最終章に入っています。

この時期にこうやってまとめてくれて、それを見ることができて本当によかった!

エリたんの音楽に少しでも興味があるのならば、

色々な姿にショックを受けたりwイケメンっぷりに声出したくなったりww

劇場で見ることをお勧めします!

 

Bob Weir and Wolf Bros @ Beacon Theatre 【初日サウンドチェック】

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時間が空いてしまいましたが、11月19、20日にNYのBeacon Theatreで開催された、

Bob Weir and Wolf Brosのライブレポートを書き残しておきたいと思います。

 

その前に、19日のサウンドチェックに参加した件から。

今回のソロツアー、全会場にてVIP Ticketが発売されました。

種類は一つだけ、お値段手数料等込みでだいたい$500ほど。

内容は、10列目までのチケット確約、参加日のポスター、オリジナルグッズ、

物販の先行販売、そしてサウンドチェックに参加できる権利です。

ちなみにオリジナルグッズは、参加日のツアーパスみたいなものと

モバイルバッテリーでした。モバイルバッテリーは嬉しいんだけど

でかくてかなり重たい...w

この日の席はど真ん中の5列目という、ほんとミラクルシート!

 

さてさて、サウンドチェクですが、開催日3日前くらいに主催からメールが入り、

当日の14:45〜15:15の間に会場でチェックインをとのことだったので

ビーコンには15時ごろ到着。そしてこのときすでに中からボビーが歌う声が聞こえる!

私のチェックインが終了した頃にはキューイングが始まっていましたが、

ここはアメリカw並ばずに会場内でしゃべっている人も多数www

なので私も結構前の方に並ぶことができました。

ビーコン、Wi-Fiはガンガン飛んでるし、地下に行けば充電スポットもあるという

至れり尽くせりっぷりなので、久しぶりのキューイングも全然苦にならず。

そして16時ちょうどになって、係りの方からの注意事項の説明があり

サウンドチェックの撮影、録音は一切禁止)いざ中へ!!

ボビーサイドの後方に着席、おおっ!ボビー!!久しぶり!!

7年ぶりのボビー氏、あぐら組んで座って、お得意のつまみいじりで

納得がいかない模様、高い料金払ったVIP客が入場してきてもお構いなし!

すると隣に座ったおばちゃんが私に話しかけてきました。

「今日外は寒すぎるからね〜きっとボビーは靴を履いているわよ!」

ハイ?靴履いてる?いきなりそこなの??つかアメ人ヘッドも気になるところはそこなんすかーー??と、私、始まったばかりですでに悶絶w

おばちゃんにI think so too.と返事しておきました。

実はこの時点で足元があぐらで見えてなかったんですが、

その後、立ち上がってようやく見えた...安定の裸足にビルケン王子でした。

この日のNY、ほんとに寒かったんですけどねぇ...。

 

つまみいじりは納得がいったのか?早速Passengerの演奏が始まり、

途中でボビーが何やら言い出し、演奏は中断。で、繰り返し後半部分の

同じところを繰り返す繰り返す...この曲、3公演前ぐらいにやってるんだけどな。

(で、結局NYの2公演では演奏されなかったので、ボビーなりのファンサだったのか?ただ単に納得いかなかったからやらなかっただけか?)

 

その後、みんな大好きDark Starのリハに突入。

ジェイだけが歌い、ボビーはどんどんドンウォズの方に近づいていっちゃって、

ボビーサイド後方に座るVIP客に後ろ姿とハゲのみを見せるという新手のサービスが開始されw

ええ、でもいいんですそれで。ボビーが笑顔でファンに手を降ったりとか

考えられないですし、そんなこともししたら怖いですからw

で、ここでも同じフレーズを何度も繰り返してました。

Shall we go、のところとか何度も何度も。

 

で、この辺で一つ私には疑問が。先ほどのPassenger然り、Dark Star然り、

今回のソロツアーで何度かすでに演奏されてるんですよね。

それが、NY最終公演に来て、まだ確認するってどういうことなんだろうと?

 

そのうち、Shall we goのところは終わり、Dark Starから次の曲へ

どうやら繋がるらしく、そのつなぎ部分を何度も確認して。

なんの曲に繋がるんだろうか?とわからないまま30分の時間があっという間に経過し、ここでサウンドチェック見学は終了となりました。

 

終了後には物販が始まり、私も購入して一旦会場を後に。

その時点で17時近かったのですが、まだ音が聞こえたので2時間は

サウンドチェックをしていたことに...そこからライブですからねぇ。

それにはかなり驚かされました。

というのも、私も多少ではありますが、デッドやボビーの歴史はかじってて、

その中からなんとなく、ボビーって結構雑キャラなんじゃないかなってw

失礼だけど完全にそう思っていました。

でも今回のサウンドチェックを見て、細かく入念に納得行くまで確認する

ボビーの姿を見て、この人って実はとても真面目なのかもしれないと。

おそらく、PassengerにしてもDark Starにしても少しずつ変えてるんでしょう。

残念ながらアホ耳の私にはそれは分かりませんがw

それを毎回入念にリハーサルしているのかもしれないと。

ボビーって真面目ちゃんなんですねぇ〜でも71歳が一線でステージをこなしているのも、生活から何から実は真面目じゃないと出来ないことなのかもしれません。

いや〜高いお金払ってVIPにしたけども、本当のボビーの姿を見ることができて

本当にいい経験だったしよかった!ボビーとドンとジェイにまず感謝!!

 

長くなったので切ります。

次はDay1のレポ予定。