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ロックと映画に人生救われてきた人

Bob Weir and Wolf Bros @ Beacon Theatre Day1

さてさて、まずは初日から。

初日のセットリストはこちらにまとまっています→

 

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5列目からでもiPhone8のカメラだとこんな感じ。

アリアナちゃんの事件があってから、欧米ではライブでの荷物持ち込みが

とても厳しくなりました。ビーコンも空港並みのセキュリティチェックだったし、

大きい荷物は持ち込めません。(もちろん預かりもなし。)

カメラも一眼とかは無理、デジカメは大丈夫です。

(ので、次回は高級コンデジを導入だわね。)

 

正直、初日の方がセットリストはよかったな。

1st setではみんな大好きBob Dylanカヴァーからの

Maggie's Farmが特にかっこよかった!

で、ボビーってバンドになってしまうと、彼が奏でるギターの音って

リズム専門でよくわからないですよね?え、そんなことない??

私だけですかね...いや、ソロでガンガン弾くとかもないし、

耳をよく澄ませないとわからないですよね(2回目。)

それが、今回のスリーピースではギタリスト一人ですから

リズムもさることながら、ソロもバッチリ担当しなきゃいけないんですね。

メインボーカルも務めながらギターもって大丈夫なのか?って

見る方がヒヤヒヤ...かと思いきや、ギターめっちゃ上手いのよ!

エレキもアコギも両方バリバリ弾ける!びっくりしちゃったわ〜。

1stは特に、ボビー弾けるじゃんすごいすごい!って随分ハードルの低いところで

感動している間に終わった感じ?1時間ぐらいだからあっという間よ。

1stはデッドのライヴではよく演奏される曲が多数だったので、

とにかく久しぶりのデッド体験に楽しく揺れて踊って最高でした!

 

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足元に注目ww

 

30分ぐらいのセットブレイクを挟み2nd setへ。

この2nd、私が今まで見たボビー関連のショーのなかで(FurthurのNYE Runだけなんすけど)一番よかった!

何と言ってもサウンドチェックでもやっていたDark Star、

あれだけ念入りに繰り返しているのを生でみたもんだから感動もひとしお。

そしてあのつなぎの部分、一体何に繋がるのか?とワクワクしてたら

Watchtowerがキター!1回のショーでボブカヴァー2曲もやると思ってなかった!

個人的にはボビーのボブカヴァーの中ではWatchtowerが一番好きなので

これは嬉しかったなぁ。

ボビーの歌唱法って今も昔もちょっと飛ばし気味で危なっかしいみたいな、

私が勝手にそう思っているだけかもしれませんがw

その勢い任せなところがすごく萌えポイントなんですけど。

Watchtowerもそのボビーの危なっかしさが魅力の1曲。

この日も飛ばし気味なんだけど、そこがかっこいいんだよね。

 

Wharf Ratからの3曲は、もう時間的にもフィナーレってるんだろうな

って空気もあり、会場の盛り上がりもものすごいものに。

ちなみに、Beaconのアリーナ席は1曲目から総立ち。

そしてその盛り上がりが演奏とともに大爆発したのがI Know You Rider!!

ライブの後半で演奏されることの多い定番曲ですが、

観客歌いまくってるわバンドの勢い止まらないわの中、

ふと冷静になった自分がいて。たまにこういうことあるんだよねぇ。

で、後ろどうなってるんだろうって振り返ったら、

照明が2、3階にも照らされ、上でも結構立ち上がって踊ってるのが見えて。

やっぱり観客の年齢層は高めなんだけど(ソロ公演だから余計)、

ボビー(とデッド)ってほんとすごいなぁと。

このステージと観客の一体感のシーンは忘れないよう目に焼き付けておこうと。

これから先も忘れることのない、大切な思い出となりました。

 

アンコールはGDTRFBの一曲のみ。Good Nightには繋がらず。

ボビーとジェイしか歌わないから無理ですよね。

で、このアンコールで気がついたのが2枚目の写真の状態。

ボビー、サンダル脱いでるっ!事件だ事件w←大げさ。

とうとう裸足になりおった!って興奮して足元まで入るよう写真とりまくり。

演奏が終わって最後どうするんだろ?裸足のまま帰るのか?と思いきや、

真面目男はきちんとビルケンを履き直して帰りましたとさ。

後から写真を見返したら、2ndははじめの方から裸足でしたw

ってボビーの裸足報告なんてどーでもええわな。

 

2ndは1時間半近かったかな。休憩は挟んでいるけど、トータルで2時間半。

71歳、歌いっぱなしですからねぇ。

で、ボビーもステージ上で水分取らないポール形式なの!!

ほんとは取った方がいいと思うんだけど、いやはや、プロ根性恐れ入りました。

これだけのステージをこなすだけでなく、サウンドチェックにも時間を割いてるし、

ましてやアメリカツアーなんて大体大型バスでの移動になるわけで。

ボビーって天性のライブ男だから71歳でもそれが可能なんでしょうけど、

やっぱり真面目じゃないとここまでできないと思う。

今回、初日でほんとそれがわかって、その真面目っぷりにただただ感動し

そして自分はこれまでにこんなに真面目に何かに取り組んだことあったかな?

ないよな〜ほんと毎日テキトーだものって...これじゃあかんなぁと。

これからはもう少し真面目に生きていく!と宣言したものの、

NYで遊びすぎて疲れすぎ、帰国後3週間は毎晩のように昼寝してだらだらして

あまりに疲れが取れないから病気なんじゃないかって。

ええ、病気です。怠け病だわwどこが真面目に生きてるんだか!ボビーを見習え!

と、今になって心を入れ替え(ほんとかよ)、思い出したかのように

ツアーレポをまとめているわけであります。

 

次回は2日目のお話。

2日目は怒涛、そしてオヤジキラー登場。